ボートレース桐生の特徴は?水面特性から狙い目まで徹底解説
ボートレース桐生は、群馬県みどり市にある「ナイター開催発祥の地(ドラキリュウナイター)」として知られています。しかし、華やかなナイター照明の裏で、ここはレーサーたちから「日本一攻略が難しい」とも囁かれる過酷な水面であることをご存知でしょうか。
標高の高さ、空気密度、そして冬に吹き荒れる強風。これらの要素が複雑に絡み合う桐生では、他場と同じ感覚で予想をすると痛い目を見ることになります。
この記事では、ボートレース桐生特有の水面特性から、具体的なコース別データ、そして「桐生で勝つための狙い目」まで、初心者にも分かりやすく、かつ専門的な視点で徹底解説します。
ボートレース桐生の「水面特性」3つの重要ポイント
桐生のレースを予想する上で、絶対に無視できないのが「環境によるモーター出力の変化」です。
① 日本一高い「標高」がモーターを狂わせる
桐生最大の最大の特徴は、標高約115メートルという、全国のボートレース場で最も高い位置にあることです。 標高が高いと気圧が下がり、空気中の酸素濃度が薄くなります。その結果、エンジンの燃焼効率が低下し、モーターの「出足(パワー)」が弱くなる傾向があります。
これが「桐生はインが弱い」と言われる根本的な理由の一つです。
② 「淡水」特有の硬い水面
桐生の水質は「淡水」です。海水と違って浮力が小さく、水面が「硬い」のが特徴です。
- ボートが跳ねやすい: 乗り心地(操縦性)が悪いと、ターンで膨らんでしまいます。
- 握って回る選手に有利: 浮力がない分、しっかりレバーを握って遠心力を味方につける攻撃的なターンが決まりやすくなります。
③ 待機行動時間の短さ
桐生はピットから2マークまでの距離が短く、待機行動時間が1分40秒と短めに設定されています。そのため、強引なコース取り(前付け)が起こりにくく、基本的には枠なり進入が多い場です。
攻略のカギを握る「季節」と「風」の影響
桐生の予想を左右する最大の変数は「風」です。特に冬場の強風は、レース結果を劇的に変貌させます。
冬の名物「赤城おろし」
冬から春にかけて、群馬県特有の強いからっ風「赤城おろし」が吹き荒れます。
- 強い追い風の場合: 1マーク付近で水面が荒れ、インコースの艇がターンの際に出口で流れやすくなります。ここを狙い澄ました「差し」や、2・3コースの差し抜けが頻発します。
- 強い向かい風の場合: スリット付近でダッシュ勢に勢いがつき、4・5コースからの豪快な「まくり」が決まる高配当パターンが生まれます。
夏は比較的穏やかだが
夏場は風が比較的落ち着きますが、今度は「気温上昇」が敵になります。気温が上がるとさらにモーターの回転が上がらなくなるため、展示航走での「展示タイム」だけでなく、「一周タイム」をしっかり確認し、実戦足が良い選手を見極める必要があります。
コース別勝率とデータから見る「狙い目」
桐生の1コース勝率は、全国平均(約55%前後)と比較して、極端に低いわけではありません。しかし、「特定の条件下でガクンと落ちる」のが桐生の怖さです。
| コース | 特徴と狙い目 |
|---|---|
| 1コース | 基本は強いが、風速5m以上の追い風時は過信禁物。2連対率は高いが、1着を逃すケースが増える。 |
| 2コース | 差しが主体だが、桐生の水面では「壁」としての役割が不安定になることも。 |
| 3・4コース | 桐生の華。 標高の影響でインの出足が鈍る分、助走距離を取ったセンター勢の「まくり・まくり差し」が決まりやすい。 |
| 5・6コース | 自力での1着は難しいが、センターが攻めた展開での「差し込み」による3着浮上は高配当の定番。 |
狙い目の黄金パターン
桐生で万舟券を狙うなら、「風の強い日の4コースまくり」です。カドから一気に攻める選手がいる場合、インが抵抗して共倒れになり、5・6コースが展開を突いて上位に食い込むパターンが非常に多いのが桐生の特徴です。
なぜ桐生では「回り足」が重要なのか?
ここで少し専門的な話をします。桐生攻略で最も重要なのは、直線スピードよりも「回り足(ターン回り)」です。
標高が高く酸素が薄い桐生では、ガソリンが濃くなりすぎる「カブリ」という現象が起きやすくなります。これを防ぐために、選手はキャブレター(吸気装置)の調整に心血を注ぎます。
- チェックポイント: 展示航走で、ターンをした後にボートがすぐに前へ向いているか(舟が向くか)。
- 湿度の変化: ナイター時間帯になり湿度が上がると、さらにエンジン出力は落ちます。後半レースにかけて調整を合わせきれた地元選手や、調整力の高い記念級の選手が圧倒的に有利になります。
ボートレース桐生で注目すべき選手
地元・群馬支部の選手は、この特殊な水面と調整方法を熟知しています。
- 毒島 誠 選手: 「桐生のエース」と言えばこの人。標高や気圧の変化に合わせたプロペラ調整が抜群で、桐生での信頼度は全国屈指です。
- 関 浩哉 選手: 若手のエース。攻撃的なターンが、桐生の硬い水面に見事にマッチします。
- 椎名 豊 選手: 今、最も勢いのある群馬の爆速レーサー。桐生の「硬い水面」を物ともせず、強烈なスタートから一気にまくりきる攻撃スタイルは、桐生の水面特性に完璧にマッチしています。
まとめ:ボートレース桐生攻略のチェックリスト
最後に、桐生で舟券を買う前に必ず確認すべきポイントをまとめます。
- 風向きと風速を確認: 追い風強風なら「差し(2・3コース)」、向かい風なら「まくり(4コース〜)」を警戒。
- 展示の「回り足」を重視: 直線タイムよりも、ターンの出口での力強さをチェック。
- 標高の影響を考慮: 調整力が問われるため、迷ったら「地元選手」や「調整巧者のベテラン」を軸にする。
- ナイターの気温変化: 日没後、気温が下がってからモーターのパワーが戻る選手を見極める。
ボートレース桐生は、データだけでは測れない「自然の変数」が多い場です。しかし、その特性を理解すれば、これほど面白い(そして美味しい)レース場はありません。ぜひ、次回の「ドラキリュウナイター」でこの知識を試してみてください。
アコムの太客(債務者)です、会社員です。
毎日パチ屋に通う養分、ボートレースもたまに買います。趣味でブログ始めました。Xで毎日稼働をポストしてます。
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