競艇の専門用語200選!「あかさたな」順で引けるボートレース用語集
ボートレース用語一覧
あ行
アウト
コースの外側に位置する5コース・6コースの総称です。一般的には不利なコースとされますが、助走距離を長く取れるため、展開次第では高配当の主役になります。
アウトかまし
5・6コースの艇が、助走を十分に取って勢いよくスタートを切る戦法のこと。内側の艇を一気に抜き去る「まくり」を狙う際の代表的なスタイルです。
赤ランプ
スタート時に異常(フライングや出遅れ)が発生した可能性がある際、大時計の横などで点灯する警告表示。正常なスタートであれば青いランプが灯ります。
足
モーターの性能やパワーの状態を指す言葉。「出足(加速)」「行き足(中間加速)」「伸び足(直線)」「回り足(旋回)」など、場面によって細かく使い分けられます。
アジャスト
スタートの際、そのままのスピードではフライング(F)になると判断し、レバーを放して一時的に加速を緩めること。無事故でスタートを切るための調整ですが、その後の展開では不利になりがちです。
アタマ
レースで1着になる艇、または予想で1着に据える艇のこと。ちなみに、アタマに続く2着の艇は「ヒモ」と呼ばれます。
当てマイ
旋回(ターン)をする際、自分の外側にいる艇に船体をぶつけるようにして反発を利用し、有利に回るテクニック。現在は危険な「不良航法」とみなされることが多く、あまり見られなくなりました。
荒れる
有力な人気選手が敗れ、下位人気の選手が上位に食い込むことで、配当金が高くなるレース展開を指します。
合わせスタート
自分のスタート勘に不安がある際などに、隣や外側の艇の動きに合わせてスタートを切ること。加速が甘くなることが多く、攻めの展開を作るのが難しくなります。
安定板
荒天や強風で水面が波立っている際、ボートの姿勢を安定させるために取り付けるプレート。装着すると安定感は増しますが、水の抵抗で直線での伸びが落ち、インコース有利な展開になりやすいのが特徴です。
行き足
スタート後の助走から、第1ターンマークに到達するまでの加速感のこと。行き足が良いと、スタートが決まりやすく、自在な攻めが可能になります。
1点買い
舟券を複数学面買わず、特定の1組み合わせだけに絞って購入すること。的中時の利益は最大化されますが、不確定要素の多い現代の3連単では非常に難易度の高い戦略です。
いなす
岡山弁の「帰る(いぬ)」が由来とされる業界用語。モーターの調整を試みた結果、かえって状態を悪化させてしまうことを指します。
イン
内側のコース(主に1・2コース)のこと。ボートレースは構造上、移動距離が最も短いインコースが圧倒的に有利とされています。
イン逃げ
1コースの艇が、第1ターンマークを先頭で旋回し、そのまま後続を寄せ付けずに1着でゴールする決まり手。現在のボートレースで最も頻繁に見られる勝ちパターンです。
うねり
風による波とは異なり、水底からの水流や潮の満ち引きによって生じる水面の盛り上がり。目視しづらく、旋回時にボートが浮き上がったり流されたりする原因となります。
裏目
2連単などで「1-2」と予想した際、結果が「2-1」となってしまうこと。展開予想は概ね合っているものの、着順が逆転して不的中となる悔しいケースを指します。
エースモーター
各競艇場が保有するモーターの中で、群を抜いて高い勝率やパワーを記録している「ナンバーワン」の個体。手にした選手は、実力以上の活躍を見せることが多々あります。
A1級
全ボートレーサーの中で上位約20%の成績を収めている、最高位のクラス。実力・人気ともにトップクラスの選手が集まり、SGなどの大きなレースに出場できます。
SG(スペシャルグレード)
ボートレースにおける最高峰の格付けを持つレース。年間9つ開催され、優勝賞金も名誉も他のレースとは一線を画します。
エンスト
エンジンストップの略。走行中にモーターが停止してしまうトラブルです。整備技術の向上により、現代のレースで見かけることは非常に稀になりました。
大時計
スタート地点に設置された、レースの命運を握る巨大な時計。1分前から動き出す「白針」と、15秒前から動く「黄針」の2本で、スタートタイミングを示します。
起こす
待機行動からレバーを握り、スタートに向けてボートを加速させ始める動作のこと。この瞬間の反応を「起こしが良い・悪い」と表現します。
落とす
ターンに入る際などに、レバーを放してエンジンの回転数(スピード)を下げること。
オモテウラ
2連単などで「1-2」と「2-1」の両方を購入すること。1着争いが激しく、どちらが勝つか絞りきれない場合に、取りこぼしを防ぐための買い方です。
オレンジブイ
ピットアウト後に旋回しなければならない、コース内に浮かぶオレンジ色の浮標(小回り防止ブイ)。これを回ってから各選手は自分のコースを主張しに向かいます。
押さえ
自分が本命と考えている舟券とは別に、万が一の展開を想定して少額で購入しておくバックアップ用の舟券のこと。
か行
回転数
モーターが1分間に回転する数のこと。プロペラの調整や天候(気温・湿度)によって変動し、加速力やパワーに直結するため、選手が最も気にする指標の一つです。
海水
海の一部を利用している競艇場の水質。淡水と比べて浮力が強く、体が浮きやすいため、体重の重い選手でも不利になりにくいという特徴があります。
かかり
ターンをする際に、ボートの底やプロペラがしっかりと水を捉えている状態。これが良いと、旋回時に外へ膨らまずに鋭く小回りが利くようになります。
カド
「ダッシュスタート」を選択する艇の中で、最も内側に位置する艇のこと。一般的には4コースがカドになることが多く、ここからレースが動く(荒れる)きっかけになる重要なポジションです。
カベ
1コースの艇が外からの攻め(まくり)を防ぐために、2コースや3コースの艇が障壁となっている状態。カベがしっかりしていれば、1コースの「イン逃げ」が決まりやすくなります。
カポック
選手が落水時の安全確保のために着用する救命胴衣のこと。ボートレース独特の呼び名で、カポックの色は枠番(艇番)の色と統一されています。
カマシ
スロー勢に対して、後方から勢いをつけてダッシュスタートをかける戦法。特に4コースや5コースから一気に内側を飲み込む動きを「カマシまくり」と呼びます。
決まり手
1着を獲った選手が、どのような戦術で勝ったかを示す分類。「逃げ」「差し」「まくり」「まくり差し」「抜き」「恵まれ」の6種類があります。
ギヤケース
モーターの動力をプロペラに伝えるための回転軸や、回転方向を変える「ギヤ(歯車)」が収められている部分のことです。この中には潤滑用のオイルが入っており、エンジンの回転を最終的に推進力へと変換する非常に重要な伝達機構です。
キャビる
「キャビテーション」の略称。旋回中などにプロペラが空気を巻き込んで空転してしまい、推進力を失う現象です。一時的に失速するため、着順を落とす大きな要因になります。
キャブレター
モーターのパワーユニットの中核を担う部品で、日本語では「気化器」と呼ばれます。燃料と空気を取り込み、モーター内部で効率よく燃焼できるよう、霧状の「混合気」に変えて送り出す役割を担っています。
キャリアボデー
モーター(エンジン本体)とプロペラがある下部ユニットを繋ぐ、中間の筒状のパーツのこと。排気ガスが通る「排気道」としての役割も持っており、人間でいえば「喉から肺にかけての気道」に近いイメージです。
切り返し
後方を走る艇が、先行する艇の懐(内側)へ強引に潜り込んで旋回し、逆転を狙う高度な航法。成功すれば順位を上げられますが、失敗すると失速するリスクもあります。
グレード
レースの格式を表す区分。最高峰の「SG」を筆頭に、「G1」「G2」「G3」、そして最も一般的な「一般戦」の5段階に分かれています。
クランクシャフト
モーター(エンジン)の心臓部で、ピストンの「上下運動(往復運動)」を「プロペラを回すための回転運動」に変換する重要な部品の軸。
グランドスラム
ボートレースの数あるSG(スペシャルグレード)競走の中でも、特に格式高い5つの主要SGレース(ボートレースクラシック、オールスター、メモリアル、ダービー、グランプリ)をすべて優勝するという偉業で、これを達成した選手には3億円相当の純金インゴットが贈呈される(初回達成者のみ)制度・称号です。
GRANDE5(グランデファイブ)
グランドスラムのこと。
グランプリ
毎年12月に開催される、その年の賞金獲得上位者のみが出場できる最高峰のSGレース。優勝戦に進出した6名には、翌年のSGレースへの優先出走権という大きな特典が与えられます。
欠場
フライング(F)や出遅れ(L)、または負傷などのトラブルによって、出走が取り消されること。欠場した艇に関する舟券はすべて「返還(払い戻し)」の対象となります。
減音(げんおん)
周辺環境への配慮から、排気音を抑える構造になったモーターのこと。現在、全国24箇所のすべての競艇場で、この減音モーターが採用されています。
コース
レースが行われる水上の走路。1周は約600メートルで、ほとんどのレースではここを3周(計1800メートル)して順位を競います。
航跡(こうせき)
ボートが走行した後にできる「引き波」のこと。航跡の上は水面が不安定なため、後続の艇はそこを跨ぐ際にパワーや高い旋回技術を要します。
コース取り
ピットアウトからスタートまでの「待機行動」の間に行われる、自分が走るコースを確保するための駆け引き。枠番通りに並ぶとは限らず、インを奪い合う激しい動きが見られることもあります。
さ行
3拍子(さんびょうし)
「出足」「伸び足」「回り足」という、エンジンのパワーを評価する3つの要素がすべて高いレベルで整っていること。非のうちどころがない完勝レベルの仕上がりを指します。
さばき
ハンドル操作の技術だけでなく、相手の動きを読み、混戦の中でいかに的確に順位を上げるかという「レースセンス」を含めた呼び方。「さばきが上手い」選手は、道中での逆転劇を期待できます。
差し
決まり手の一つ。先にターンを開始した艇の内側を、鋭い旋回で追い抜く高度な技術です。前を走る艇が作った波(引き波)を乗り越えて加速する必要があるため、強力なパワーと旋回能力が求められます。
先マイ(さきまい)
他の艇よりも先に第1ターンマークに到達し、ターンを開始すること。先に回ることで、後続に引き波を浴びせ、有利な展開に持ち込むことができます。
先まくり(さきまくり)
内側の艇が動くよりも先に、外側から豪快にターンを決めて抜き去ること。レースの主導権を握る積極的な攻めの姿勢を指します。
サイド
旋回中、ボートの側面(エッジ)を水面に深く食い込ませ、水の抵抗を利用して力強くターンすること。「サイドが掛かる」と表現され、これが上手い選手ほどスピードを落とさずコンパクトに回れます。
事故率
フライングや出遅れ、妨害などの「事故」を点数化し、出走回数で割った数値。この数字が一定を超えると、A1級などの昇級ができなくなったり、長期間の出場停止になったりするため、事故率が高い選手はスタートや攻めが慎重になる(無理をしない)傾向があります。
仕掛け
スタートに向けて、スロットルレバーを握り加速を開始する瞬間の判断。コンマ数秒を争うボートレースにおいて、この「仕掛け」のタイミングが勝敗の鍵を握ります。
絞る(しぼる)
スタート直後、外側の艇が内側の艇の進路を塞ぐように斜めに走行すること。内側の艇を包み込むようにして「まくり」を狙う際の動きです。
進入(しんにゅう)
ピットを離れた後、各自が走るコースを決めてスタートラインに向かうまでのプロセス。枠番通りにならない「進入争い」はボートレースの見どころの一つです。
失格
レース中に他艇を妨害したり、転覆したりして完走できなくなること。スタート後に発生した「失格」の場合、その艇に関する舟券は返還(払い戻し)されないため注意が必要です。
周回展示
本番レースの直前に行われるデモンストレーション。ファンに対して、現在のエンジンの仕上がりやターンの鋭さを公開するためにコースを2周走ります。
賞金王
その年で最も多くの獲得賞金を稼いだ選手。年末の「グランプリ」を制した選手に贈られることが多く、すべてのボートレーサーにとって究極の目標となる称号です。
勝率
着順に応じて付与される点数の平均値。この数字が高いほど、安定して上位に食い込む実力があることを示します。グレードの高いレース(SG・G1)ほど付与される点数が高く設定されています。
シリンダー
モーター(エンジン)の心臓部を構成する重要な部品で、ピストンが往復運動する筒状の部分(シリンダーケース)とその内部で動くピストンを指し、爆発のエネルギーを回転運動に変えるための核となる部分
シリンダーケース
モーターを構成する主要な部品の一つで、内部にピストンとシリンダーが収まっているパワーユニットの核となる部分です。
スイチ
「1点買い」を意味する業界用語。たった1つの組み合わせに資金を集中させる、自信に満ちた(あるいは非常にギャンブル性の高い)買い方です。
スロースタート
助走距離を短く取る、主に1〜3コースの艇が行うスタート方法。助走が短い分、正確なタイミングでスタートラインを通過しやすい利点があります。
スタート
ボートレース独自の「フライングスタート方式」で行われます。決められた0秒から1秒の間にスタートラインを通過しなければならず、0秒より早いと「フライング(F)」、1秒より遅いと「出遅れ(L)」となります。
スタート展示
本番前にコース取りとスタートの予行練習を行うこと。どの選手がどのコースに入りそうか、スタート時の加速(行き足)がどれくらい良いかを判断するための最重要情報です。
スロットル
左手で操作するレバーで、車のアクセルに相当します。ボートにはブレーキがないため、減速したい時はこのレバーを放し、水の抵抗でスピードを落とすしかありません。
センター
3コースおよび4コースのこと。6艇の中間に位置し、インへの差しと外へのまくりの両方を狙える、戦略の幅が広いポジションです。
全速ターン
レバーを放さず、エンジンの回転を落とさないままフルスピードで旋回すること。現在のトップレーサーにとっては必須の技術であり、迫力あるレースの醍醐味です。
節(せつ)
1つの開催期間(通常4〜6日間)を指す単位。例えば「今節の成績が良い」とは、その開催期間中を通して好調であることを意味します。
節一(せいち)
その開催期間(節)に出場している全モーターの中で、最も仕上がりが良いと評価されるモーターのこと。
外マイ(そとまい)
自分より内側にいる艇の外側を、スピードを乗せたまま大きく旋回して抜く手法。まくりを狙う際の基本的な旋回動作です。
即日帰郷(そくじつききょう)
重大なルール違反(非常識なフライングや、1節に2回のフライングなど)を犯した際、その日のうちにレース場を去らなければならないペナルティ。翌日以降の出走表からその選手がいなくなるため、ファンにとっても大きな影響があります。
た行
淡水(たんすい)
人工プールや湖を利用した競艇場の水質のこと。海水に比べて水質が「硬い」のが特徴で、浮力が小さいため、体重の重い選手にはやや不利に働くことがあります。また、水面が静止していることが多いため、純粋な機力差が出やすい傾向にあります。
ダッシュスタート
スタートラインから離れた位置でボートを助走させ、スピードに乗った状態でスタートを切る方法。主に4・5・6コースの艇が採用し、その加速力を活かして内側の艇を一気に抜き去る「まくり」を狙います。
待機行動(たいきこうどう)
ピットアウトしてから、各自が進入コースを確保し、スタートに向けてボートを向けるまでの時間。この間の動きには厳格なルールがあり、激しいコース取りの駆け引きが行われるボートレースの見どころの一つです。
ダンプ
旋回時に自分の艇の先(艇首)を、先行する艇の側面にぶつけるようにして進路をこじ開ける荒々しい航法。成功すれば逆転できますが、あまりに強引なものは「不良航法」としてペナルティの対象になります。
チルト
ボートにモーターを取り付ける際の「角度」のこと。角度を小さく(マイナス側)すると加速(出足)が良くなり、大きく(プラス側)すると直線でのスピード(伸び足)が伸びるようになります。展示情報の「チルト」数値は、その選手の戦略を知る重要な手がかりです。
超抜(ちょうばつ)
モーターの仕上がりが、他の艇を圧倒するほど素晴らしい状態。エースモーターをさらに凌駕するような、手が付けられないほどのパワーを秘めた状態を指します。
ツケマイ
外側の艇が、内側の艇にピタリと寄り添うように(付けて)旋回し、相手に引き波を浴びせながら外側から力ずくで抜き去る高度なテクニック。「まくり」の一種ですが、より技術とパワーが求められます。
突き刺し(つきさし)
混戦となったターンマーク付近で、先行する2艇のわずかな隙間に、鋭いハンドル操作で割り込んでいく差し方。一瞬の判断力が問われる決まり手です。
追走(ついそう)
先行する艇のすぐ後ろを離されずに走り続けること。前の艇がミスをした瞬間に逆転できるよう、一定の距離を保ってプレッシャーを与え続ける走りです。
出足(であし)
静止状態やスロー走行から、レバーを握った瞬間の加速力のこと。出足が良いと、スタートが決まりやすく、ターンをした後の立ち上がりもスムーズになります。インコースの艇にとっては最も重要な足と言えます。
展示航走(てんじこうそう)
本番レースの前に、全艇が水面を走ってファンに状態を披露すること。「スタート展示」と「周回展示」の2種類があり、ここでの気配を確認してから舟券を購入するのがセオリーです。
テレボート
スマートフォンやパソコンから、いつでもどこでも舟券が購入できる公式のインターネット投票サービス。会員登録をすることで、24場のレースをリアルタイムで楽しみながら購入できます。
出遅れ(でおくれ)
大時計が0秒から1秒を示す間に、スタートラインを通過できなかった状態。フライングと同様に「スタート事故」として扱われ、その艇に関する舟券は全額返還となりますが、選手には厳しい制裁が下されます。
電気一式
点火プラグに火花を飛ばすための電気を発生・供給する装置のことです。マグネトー(発電機)やコイルなど複数のパーツで構成されていますが、一部の部品だけを個別に交換することができない仕組みになっているため、整備の際は「一式」として丸ごと交換されます。
当地勝率
そのレース場での成績(勝率)。
道中(どうちゅう)
スタートを切ってからゴールするまでのレース中の過程。「道中での逆転」といった使い方をされ、1マーク以降の激しい順位変動を指す際に使われます。
登録番号(とうろくばんごう)
全ての競艇選手に、デビュー順に割り振られる固有の番号。番号が若いほどベテランであり、番号が大きいほど最近デビューした新人選手であることが一目でわかります。
得意コース(とくいこーす)
選手が得意とする進入コースのこと。データ上、特定のコースからの勝率が異常に高い選手も多く、コース取りの動きを予想する上で非常に重要なデータになります。
な行
ナイター
夕方から夜間にかけて開催されるレースのこと。全国24場のうち、「桐生」「蒲郡」「住之江」「丸亀」「下関」「若松」の6場で開催されています。夜になると気温や水温が下がり、モーターのパワー(体積効率)が上がるため、昼間とは異なるレース展開になることが多々あります。
ながし
特定の艇(軸)を1〜2艇決めて、残りの着順を複数の艇に広げて購入する投票方法。「1号艇を軸にして、2着は全通り」といった買い方を「1頭の全(ぜん)ながし」と呼びます。
鳴く(なく)
スタート時、加速しようとした際にプロペラが空回りし、独特の高いエンジン音が響く現象。気泡を巻き込む「キャビテーション」によって推進力が失われるため、出遅れや加速不良の原因となります。
握る(にぎる)
スロットルレバーを握り込み、エンジンを全開にして加速すること。転じて、ターンの際にスピードを落とさず全速で旋回する攻めの走り(全速ターン)を指して使われます。
逃げ
1コースの艇が第1マークで他艇に先を越されず、そのまま先頭でゴールする決まり手。現在のボートレースで最も出現率が高く、予想の基本となる決まり手です。
二連単(にれんたん)
1着と2着の艇を、着順通りに的中させる投票法。三連単に比べて的中しやすく、初心者がレースの傾向を掴むのにも適した買い方です。
二回走り(にかいばしり)
1人の選手が同じ日に2つのレースに出走すること。1走目の結果や気配を見て、2走目の調整や走りを予想する「機力チェック」の絶好の機会となります。
抜き
第1マークの攻防が終わった後、2周目や3周目の道中で前の艇を追い抜き、逆転して1着になる決まり手。技術力の差が出やすく、抜きが決まると会場は大きく盛り上がります。
燃筒(ねんとう)
モーターのシリンダー(燃焼室)のこと。部品交換の情報の際に「シリンダーケース(燃筒)の交換」といった形で発表されることがあり、モーターの大幅なパワーアップを狙った整備であることを示唆します。
燃料(ねんりょう)
ボートレースで使用されるガソリンのこと。全選手に同じものが支給されますが、その消費量や燃焼状態からエンジンの仕上がりを判断する選手もいます。
伸び
直線での加速力や最高速の状態を指す言葉。伸びが良いと、スタート後に隣の艇を置き去りにして「まくり」を決めやすくなりますが、一方で小回りの利く「回り足」とのバランスを取るのが難しい部分でもあります。
は行
バックストレッチ
スタンドの反対側に位置する直線のこと。「バック」と略されることもあります。第1マークを回った後の激しい順位争いや、第2マークへ向けてのポジション取りが行われる重要なエリアです。
ハンドル
ボートの進行方向を変えるための操舵装置。ボートレーサーはこれを右手で操作し、左手でスロットルレバーを操ります。片手での繊細かつダイナミックなハンドル操作が、鋭いターンの決め手となります。
ハネる
モーターの取り付け位置を、通常よりも高い位置に設定すること。水面との抵抗が減るため、直線での「伸び」が良くなるとされていますが、その分、低速からの加速(出足)が犠牲になりやすいという特徴があります。
ピット
出走前のボートが待機している場所。ここから一斉に水面へと飛び出していくのが「ピットアウト」です。
ピットアウト
ファンファーレと共に、ピットからボートが発進すること。この瞬間の出足が良いと、自分が希望するコース(特に内側)を確保しやすくなるため、スタート前における最初の勝負どころと言えます。
引き波(ひきなみ)
先行するボートが走った後にできる波(水面の乱れ)のこと。後ろを走る艇がこの波に乗ってしまうと、ボートが跳ねたり失速したりして大きなロスとなります。
ピストン
シリンダーの中を高速で往復運動する部品。ピストンは、熱膨張があるため完全な円形ではなく多少楕円形になっている。
ピストンリング
モーターの部品の一つ。エンジンのピストンとシリンダーの隙間を密閉し、圧縮ガス漏れを防ぎつつ潤滑する重要な部品。
ピンロク
1着(ピン)か6着(ロク)か、という極端な成績が多い選手を指す言葉。
プール
海や川などの自然の水面ではなく、人工的に作られた競技用施設のこと。淡水のレース場に多く、水面が比較的穏やかで走りやすいのが特徴です。
プロペラ
モーターの先端に取り付けられた、推進力を生み出す羽状の部品。選手の間では「ペラ」と呼ばれます。モーター自体は抽選で決まりますが、ペラの調整は選手自身が行うため、エンジンの性能を左右する最も重要なパーツとなります。
フライング
大時計が0秒を示すよりも早くスタートラインを通過してしまうこと。ボートレースにおいて最も重い反則の一つであり、即座に欠場となります。フライングに関わる舟券は全額返還されるため、レースの売り上げに大きな打撃を与えます。
舟券(ふなけん)
レースの着順を予想して購入する「勝舟投票券」のこと。単勝、複勝、二連複、二連単、拡連複、三連複、三連単の計7種類があります。
深イン(ふかいん)
コース取りの駆け引きの結果、1コースの艇がスタートラインに近づきすぎてしまうこと。助走距離が短くなるため、ダッシュ勢にまくられるリスクが高まる不利な状態を指します。
振り込む(ふりこむ)
ターンをする際、ボートが回りすぎて失速したり、最悪の場合は転覆したりすること。水面のうねりや、ハンドル操作のミスが主な原因です。
返還(へんかん)
フライングや出遅れなどが発生した際、その艇に関わる舟券の購入金額がそのまま払い戻されること。的中とはなりませんが、大切なお金が戻ってくるため、ハズレ券をすぐに捨てないよう注意が必要です。
ペラ
「プロペラ」の略称。選手が日々研鑽を重ねる調整の対象であり、ペラの形一つでボートの性格がガラリと変わります。
ボートピア
全国各地に設置された、場外舟券発売所の名称。レース場に行かなくても、大画面で観戦しながら舟券を購入し、払い戻しを受けることができます。
ホームストレッチ
観客スタンドの目の前を通る直線のこと。ゴールラインがあり、全速力で駆け抜けるボートの迫力を最も間近で感じられる場所です。
放る(ほうる)
スロットルレバーを放してエンジン回転を下げること。主にスタートタイミングが早すぎると感じた際のアジャスト(微調整)として行われます。
ボートレーサー養成所
福岡県柳川市にある、プロレーサーになるための全寮制訓練施設(旧:やまと学校)。約1年間にわたる過酷な訓練を耐え抜いた者だけが、プロの舞台に立つことを許されます。
ま行
マークシート
舟券を自動券売機で購入する際に使用する専用の記入用紙。場番、レース番号、式別(二連単・三連単など)、艇番を正確に塗りつぶす必要があります。記入ミスは思わぬ損失に繋がるため、発券前の確認が必須です。
前づけ(まえづけ)
外側の枠番の選手が、待機行動中に強引に内側のコースを奪いに行くこと。成功すれば有利なインコースを取れますが、その分ボートがスタートラインに近づきすぎて「深イン」になり、助走距離が不足するリスクも伴います。
まくり差し
第1マークで外側の艇が内側の艇を叩き(まくり)、さらにその内側を鋭く突く(差し)高度な決まり手。まくりのスピードと差しの正確さの両方が求められる、非常に華やかな勝ち方です。
回り足(まわりあし)
ターンをする際のボートの操作性や安定感のこと。「回り足が良い」と、旋回時にボートがバタつかず、狙った通りのコースをスムーズに回ることができます。実戦での逆転劇を生む重要な機力です。
万舟(まんしゅう)
100円の舟券に対して、1万円以上の配当(100倍以上のオッズ)がつくことの通称。ボートレースファンが常に夢見る、高配当の象徴です。
妙味(みょうみ)
予想の期待値や面白みのこと。実力の割に人気が低く、的中した際のリターンが大きい組み合わせを「配当的な妙味がある」と表現します。単なる的中率だけでなく、この妙味を探すのが舟券予想の醍醐味です。
水面特性(すいめんとくせい)
各競艇場が持つ、水質(淡水・海水)、風、潮の満ち引きなどの独特な環境条件のこと。場によって「インが強い」「まくりが決まりやすい」といった明確な差が出るため、予想の基礎データとなります。
無理マイ(むりまい)
展開的に厳しい状況でありながら、強引に先手を取って旋回(マイ)すること。成功すれば逆転のチャンスになりますが、無理をするとボートが暴れて失速したり、他艇と接触したりするリスクも高い諸刃の剣です。
恵まれ(めぐまれ)
前を走っていた艇がフライングや転覆などで戦線離脱し、繰り上がりで1着になった際の決まり手。文字通り運による要素が強い決着ですが、最後まで完走したからこそ得られる結果でもあります。
モーター
ボートの動力となるエンジン。各レース場が所有する約60機の中から、節の始めに抽選によって選手に割り振られます。選手の実力もさることながら、引き当てたモーターの性能が勝敗の5割以上を決めるとも言われるほど重要です。
モンキーターン
旋回時にボートの上で立ち上がり、外側に体重をかけてボートをバンクさせる旋回法。現代ボートレースの標準的なスタイルであり、従来よりもスピードを落とさず、かつ鋭角にターンすることが可能になりました。
や行
休み明け(やすみあけ)
フライング(F)や出遅れ(L)などのペナルティによる出場停止期間(フライング休みなど)を経て、レースに復帰すること。実戦から離れていた期間が長いと、スタートの感覚や実戦勘が鈍っている場合があるため、復帰初戦の気配には注意が必要です。
やまと学校(やまとがっこう)
ボートレーサーを育成する訓練施設「ボートレーサー養成所(福岡県)」の旧名称です。2017年4月に現在の名称へと変更されましたが、今でもベテランファンや関係者の間では、厳しい訓練の代名詞としてこの名前が使われることがあります。
優出(ゆうしゅつ)
「優勝戦進出」の略称です。予選と準優勝戦を勝ち抜き、その節の最終日に行われる最も格の高い「優勝戦」に出場することを指します。優出回数が多い選手は、それだけ安定して高い実力を持っている証拠です。
優勝戦(ゆうしょうせん)
節の最終日、メインレースとして行われる決勝戦のこと。予選から準優勝戦までを勝ち上がった成績上位の6名のみが出場できます。SGやG1などのビッグレースの優勝戦は、賞金も名誉も桁違いであり、全国のファンの注目が一点に集まります。
予想屋(よそうや)
ボートレース場内で、公認のブース(予想台)を構えて独自の予想を販売している専門家。1レースごとに場内のマイクで「口上(解説)」を述べ、100円程度で予想の書かれた紙(予想紙)を販売します。場ごとの特徴や選手の癖を知り尽くしているのが特徴です。
また、近年では「note」やSNSといったプラットフォームを活用し、インターネット上で有料予想を販売するデジタル版の予想屋も急増しています。場内の伝統的な予想屋とは異なり、データ分析を武器にするなど、予想の楽しみ方は時代と共に多様化しています。
ら行
ラップ
複数のボートが横並びの状態で並走すること。特に、第1ターンマークを回った後のバックストレッチで、順位が確定せずに競り合っている状態を「ラップ状態」と呼びます。ここから第2ターンマークでの「さばき」が勝負の分かれ目になります。
リング交換
モーターのピストンリングを新しいものに交換する整備のこと。シリンダー内の気密性を高め、パワーを復活させるために行われます。直前情報の整備記録に「リング交換」があれば、選手が現状の機力に満足せず、大幅な立て直しを図っているサインです。
リード
先行している艇が、後続の艇との間に作っている距離の差のこと。
ルーキーシリーズ
デビューから間もない若手選手(概ね30歳未満や登録から数年以内)のみが出場できるレースシリーズ。ベテラン不在のため、普段は見られないようなアグレッシブな攻めや、同世代ならではの激しい火花が散る展開が魅力です。
わ行
枠なり進入(枠なり)
ピットアウト後、待機行動で内から「123456」と枠番通りに進入した状態のこと。競艇時代と比べて最近はほとんどのレースが枠なり進入の傾向にある。
アコムの太客(債務者)です、会社員です。
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