パチンコの継続率が公表値ほど続かない理由

どうも、太客です。
タイトルについて書きます。

確変継続率についての光と闇。
つい最近こんな事がありました。

上記はP咲の甘デジのリザルト画面です。
詳しく説明すると、1/119.9を当てて51%を引けば継続率95%のRUSHが3連で終わりました、その日はこれがラストチャンスだったのでめちゃ悔しかったです。

更に言えば3連のうち1回はヘソでの保留連です。

そんなミラクルはさておき。
ここで重要なのは継続率95%がたったの2連で終わったということ。

で、次の実践がこれです。
これを見て皆さんどう思いますか？

一回目が2連、二回目が60連て。
流石に連チャン数の濃淡が過ぎるだろ。
継続率95%の台でこんなに差が付くもんかね。

履歴を見るとこんな感じです。
時短無しのラスヅモチャレンジの振り分けを含むと62連です、よく見ると過去に同じように2連、3連とショボ連の爆死回があるようです。

それなりに起こりうる事象なのか。
引き弱による不運が続いただけなのか。

こうやってみると継続率おかしい！と叫びたくなるものですが、なぜこんな事が起きるのか、これについては明確に説明できるので今回はそれを紹介したい。

継続率ほど続かないと感じる理由

• 継続率の計算方法と現実の差
• 確率の収束には膨大な試行が必要
• 心理的なバイアス
• 公表値の曖昧さと規制の影響

継続率の計算方法と現実の差

まず、パチンコの「継続率」とは、大当たりが続く確率を示す数値で、通常は「ラッシュ」や「ST（スペシャルタイム）」と呼ばれるモードにおける継続の期待値です。

例えば、継続率80%とは「1回の当たりが次に続く確率が80%」という意味で、理論上は5回続くと20%（0.8×0.8×0.8×0.8×0.8＝約32.8%）の確率で終わる計算になる。しかし、これはあくまで「平均値」や「理論値」に基づいた話。

実践では確率の偏りが大きく影響するので、短期間の実践では「ハマり」や「即落ち」が目立つこともあり、公表値通りの体感になりにくい。

確率の収束には膨大な試行が必要

パチンコは確率に基づく遊戯機であり、公表値に近い結果を得るには膨大な試行回数が必要。例えば、継続率80%を実感するには、何百回、何千回もの大当たりを経験しないと平均値に近付かない。

しかし、1日に打つ回数は限られているのでその中で運が悪い方に偏れば「続かない」と感じるのは自然なこと。逆に、運が良ければ公表されている継続率を大きく超えることもあるものの、そういったケースは記憶に残りにくい傾向がある。

心理的なバイアス

継続率と打感に差を感じる理由の一つに、人間の心理も大きく関係していると思っていて。

人は「負けた記憶」や「期待を裏切られた感覚」を強く覚えがち。継続率80%でも、20%の確率で即終了することがあり、それが連続すると「全然続かない！」と感じてしまう。

一方、思った以上に爆連した（平均出玉以上に出た）場合は「当たり前」と受け止めやすく、印象に残りにくい。この「ネガティブバイアス」が、公表値とのギャップをさらに大きく感じさせている。

公表値の曖昧さと規制の影響

実は、メーカーが公表する継続率は、厳密な実機データではなくシミュレーションや特定の条件下での計算値であることが多い。

日本の遊技機規制により、細かい内部仕様や確率が公開されない場合もあったりと、パチンカスが本当の継続率を知る術が限られている現状もある。結果として、公表値と打感に乖離が生まれてしまっているのではないか（知らんけど）

継続率と打感に差を感じる理由は以上です、異論反論があればコメントにどうぞ。

余談：実質継続率というクソ仕様

以前に記事にも書いたけど、継続率と打感のギャップは実質継続率というクソ仕様にも原因があると思っていて。実質というこの曖昧さが諸悪の根源だぞと。

STとか転落タイプの台は大体実質継続率になるんだけど、この実質という表現がマジでキモすぎて、その中でも次回確定の連チャン分を継続率に含めてるのマジできもい。

そんな薄い所引く方が珍しんだから継続率に含めて水増しすんじゃねーよ、数字的にはそうかもしれないけど引かない前提の継続率を表に出しとけよって思う。実質継続率という言葉のマジックで台を良いように見せすぎ。