ボートレース「イン逃げ」で稼ぐ!点数を絞る賢い買い方

ボートレース「イン逃げ」で稼ぐ!点数を絞る賢い買い方

「せっかく1-2-3が当たったのに、配当が安すぎて利益がほとんどない……」 「むしろ買いすぎてマイナス(トリガミ)になってしまった」

ボートレースをしていると、こんな経験はありませんか?

ボートレースにおいて、1号艇が勝つ「イン逃げ」は最も出現率が高い決まり手ですが、その分オッズ(配当)も低くなりがちです。つまり、イン逃げ狙いにおいて「なんとなく多点買い」をするのは、お金を捨てているのと同じことです。

この記事では、イン逃げレースで確実に利益を残すために必要な「レース選びの基準」と「点数を絞る賢い買い方」を解説します。

なぜイン逃げは「点数を絞る」必要があるのか?

結論から言うと、本命党が勝つための絶対条件は「買い目(点数)を極限まで絞ること」です。

イン逃げが決まるレースの3連単配当は、1,000円2,000円(10倍〜20倍)程度に収まることがほとんど。中には500円(5倍)を切るような鉄板レースもあります。

もしあなたが1レースに12点(例:1-234-全など)も買っていたらどうなるでしょうか? 配当が1,200円あっても、投資額が1,200円ならプラスマイナスゼロ。配当が900円なら、当たっているのに損をする「トリガミ」になります。

イン逃げで稼ぐなら、買い目は「4点〜6点」、自信があるなら「2点」まで絞る勇気が必要です。

【Step1】鉄板イン逃げを見極める「3つの条件」

点数を絞るということは、「外れるリスク」が高まるということです。だからこそ、「絶対に1号艇が逃げ切れる」と確信できるレースだけを選ばなければなりません。

なんとなく1号艇を買うのはやめて、以下の3つの条件が揃っているか確認しましょう。

① 選手能力:A級選手 vs 格下選手

1号艇がA1級の実力者で、他(特に2・3号艇)にB級選手スタートが遅い選手がいる番組はチャンスです。 スタート力と旋回力に明らかな差があれば、安心して1着固定にできます。

② 機力:行き足・出足が悪くないか

いくらA1選手でも、モーターの「出足(初速)」や「行き足(スタート付近の加速)」が悪いと、スタートで凹んだり、1マークで捲られる可能性があります。展示タイムや前走の気配を見て、機力が平均以上あるか確認しましょう。

③ 水面特性:「インが強い場」を選んでいるか

ボートレース場によって1コースの勝率は大きく異なります。

  • イン最強クラス: 大村、徳山、芦屋、住之江など
  • イン受難水面: 戸田、江戸川、平和島など

イン逃げで稼ぐなら、セオリー通り「インが強い場」を選ぶのが鉄則です。

【Step2】無駄買いを減らす!イン逃げ時の買い目パターン

レースを選んだら、次は買い目の構築です。ここでは代表的な2つの絞り方を紹介します。

王道パターン「1-2」:壁が厚いとき

2号艇の選手が「スタートが早く」「逃がし率が高い(へこまず壁になってくれる)」場合です。 この場合、1号艇が逃げて、2号艇が順走する「1-2」の形が濃厚になります。

おすすめの買い目

  • 1-2-34

攻めパターン「1-3」:2号艇が不安なとき

2号艇のスタートが遅い、または3号艇が攻めるタイプ(まくり差しが得意など)の場合です。 3号艇が攻めて、1号艇がそれを受け止めて残す展開では、「1-3」が狙い目になります。

おすすめの買い目

  • 1-3-245

⚠️「総流し」の罠に注意

よく「1-2-全(4点)」や「1-全-全(20点)」を買う人がいますが、これは危険です。

イン逃げ決着の場合、6号艇が3着に絡む確率は低く、絡んだとしても配当が跳ね上がるとは限りません。 「来るかどうかわからない6号艇」に100円使うなら、その分を本線の「1-2-3」に上乗せする方が、トータルの回収率は上がります。

【Step3】トリガミを絶対に防ぐ「資金配分」のコツ

点数を絞っても、オッズの安いところが来てトリガミになることがあります。
これを防ぐ最後の仕上げが「資金配分(傾斜)」です。

例えば、予算2,000円で以下の2点を買うとします。

  • A:オッズ 4.0倍
  • B:オッズ 10.0倍

これを均等に1,000円ずつ買うと、Aが来た時の払い戻しは4,000円ですが、Bが来た時は10,000円とバラつきが出ます。 もしAのオッズが1.8倍しかなかったら、1,000円買っても1,800円の払い戻しで、投資2,000円に対してマイナスです。

賢い買い方はこうです

  • A(4.0倍)に 1,500円 購入 → 払い戻し 6,000円
  • B(10.0倍)に 500円 購入 → 払い戻し 5,000円

このように、「どの目が来ても利益が同じくらいになるように」、あるいは「ガチガチの本命は元返し(投資額回収)程度にして、中穴が来たら大きく勝つように」金額を調整しましょう。

最近はネット投票アプリに「資金配分機能」がついているので、活用しない手はありません。ただ、必ずしも資金配分する必要はないという点には注意してください。

まとめ:イン逃げ攻略は「勇気ある絞り」と「我慢」が9割

ボートレースにおいて、イン逃げは最も当てやすい決まり手ですが、皮肉なことに「最も勝ちにくい(利益を出しにくい)決まり手」でもあります。
なぜなら、多くの人が買うためオッズが低くなるからです。

今回解説した「点数を絞る」という戦略は、言葉で言うのは簡単ですが、実践するにはメンタルの強さが求められます。最後に、イン逃げで勝ち続けるために心に留めておいてほしい3つのマインドセットをお伝えします。

1. 「的中率」より「回収率」を愛する

点数を絞ると、どうしても「紐抜け(1着2着は合っているのに3着が外れること)」の悔しさを味わう日が来ます。

しかし、そこで動揺して「次はもっと広く買おう」と思ってはいけません。多点買いでトリガミを連発して資金を減らすより、数回外しても1回の的中でしっかり利益が出る買い方を続ける方が、月トータルの収支は確実に向上します。

2. 「買わない勇気」を持つ

全てのレースでイン逃げが決まるわけではありません。

「この1号艇、ちょっと怪しいな」「機力が微妙だな」と少しでも不安を感じたら、「見(ケン)」をするのも立派な戦略です。 無理に荒れそうなレースでインから買う必要はありません。あなたの資金は、自信のある「鉄板レース」のために温存しておきましょう。

※買わずに見送ること(買い目を絞れない時のアプローチ)

3. 資金配分は「守り」であり「攻め」である

面倒くさがらずに資金配分を行う癖をつけてください。 これはトリガミを防ぐ「守り」の手段であると同時に、本命サイドが来た時にも最大限の利益を確保する「攻め」の手法でもあります。

ボートレースは、当てた回数ではなく、最終的に手元にいくら残ったかが全ての勝負です。 「なんとなくの1-全-全」は今日で卒業し、根拠のある「絞り」と「資金配分」で、賢く利益を積み重ねていきましょう。

アコムの太客

以上!ほなまた( `ー´)ノ

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アコムの太客(債務者)です、会社員です。
毎日パチ屋に通う養分、ボートレースもたまに買います。趣味でブログ始めました。Xで毎日稼働をポストしてます。