ボートレースの事故パンとは?意味や計算方法、予想への影響を解説

ボートレースの事故パンとは?意味や計算方法、予想への影響を解説

ボートレースの「事故パン」は、選手にとって最悪の降格危機を意味する言葉です。これを知らずに実力だけで舟券を買ってしまうと、「本来走る意欲のない選手」にお金を投じてしまうリスクがあります。

本記事では、事故パンの定義や計算方法、予想で損をしないための注意点を簡潔に解説します。出走表の「事故率」を正しく読み解き、無駄な負けを減らしましょう。

「事故パン」とは?

ボートレースにおける「事故パン」とは、事故率(事故点÷出走回数)が0.70を超えてしまい、身動きが取れなくなった状態を指す専門用語です。正式には「事故点パンク」の略称です。

なぜこれが「パンク」と呼ばれるのか。それは、審査期間(半年間)の終了時点で事故率が0.70を超えていると、どれだけ勝率が高くても強制的に最下位の「B2級」へ降格してしまうからです。

たとえ最高ランクのA1選手であっても、事故パンになれば例外なく降格します。選手にとっては、収入が激減し、大きなレースにも出られなくなる「死活問題」なのです。

【計算式】事故率の算出方法と事故点の仕組み

では、具体的にどのようなミスをすると事故率が上がってしまうのでしょうか。事故率は以下の計算式で決まります。

事故率 = 事故点の合計 ÷ 出走回数

事故点は、レース中のアクシデントの内容によって以下のように加算されます。

事故点一覧

事故内容事故点
優勝戦でのFL30点
優勝戦以外でのFL20点
妨害失格(他艇を巻き込む転覆など)15点
転覆・落水(選手責任)10点
失格・欠場(選手責任)10点
失格・欠場(選手責任外)0点
不良航法・待機行動違反2点
事故点対応表(参考: ボートレース公式

例えば、出走回数が100回の選手がフライングを4回してしまうと、事故点は「20点 × 4 = 80点」となり、事故率は「0.80」となります。この時点で0.70を超えているため、その選手は「事故パン」の状態と言えます。

事故パンになると選手はどうなる?地獄のペナルティ

事故率が0.70を超えたまま審査期間を終えると、選手には極めて厳しい「B2級への強制降格」が待っています。

  • A1級でも一気にB2級降格: どんなに勝率が高いトップレーサーでも、ルールに例外はありません。
  • 出走回数の激減: B2級になると斡旋(レースの依頼)が大幅に減り、収入がガタ落ちします。
  • SG・G1に出れない: 階級が下がるため、高額賞金レースへの出場権を失います。

まさに「選手生命を脅かす大ピンチ」であるため、事故パンの状態にある選手は、これ以上の事故点を防ぐためになりふり構わない守りの走りを強いられます。

予想に直結!事故パン選手の「走り方」の変化

事故パンを抱えた選手は、普段通りのレースが物理的にできなくなります。舟券を買う際に絶対にチェックすべき「3つの変化」がこちらです。

① スタート(ST)が極端に遅くなる

事故パンの選手にとって、フライング(F)は即、B2降格を確定させる「死刑宣告」に等しいものです。そのため、コンマ20〜30秒台の「絶対に遅れないだけの安全なスタート」に徹するようになります。

② 無理な競り合い・前付けをしなくなる

他艇と接触して「妨害失格(15点)」などを取られるのも致命傷です。道中の競り合いで引いてしまったり、普段なら積極的に行く前付けを自重したりと、消極的な立ち回りが目立ちます。

③ インコースでも過信は禁物

たとえ1コースにA1級の有力選手が座っていても、その選手が事故パンなら疑うべきです。スタートで後手を踏み、外の選手に叩かれて沈むシーンが頻発します。

事故パン選手を予想に活かす3つの鉄則

「事故パン」の選手を出走表で見つけたら、以下の3点を意識するだけで的中率・回収率の安定に繋がります。

① 「A1級」という肩書きを捨てる

ボートレースの階級(A1など)は、過去の成績に基づいたものです。しかし、事故パン状態の選手は「現在の実力」を発揮できません。「階級はA1でも、中身はB2級の走り」と割り切って、過信しないことが重要です。

② 事故パン選手が「壁」にならない展開を狙う

例えば2コースの選手が事故パンの場合、スタートで遅れる可能性が高くなります。すると、3コースや4コースの選手がその上を叩いてまくりを決めやすくなります。「事故パン選手の隣のコース」に注目すると、高配当を拾えるチャンスが増えます。

③ 審査期間の終盤(4月・10月)は特に注意

審査期間が終了する間際は、選手も最後の大詰めです。「あと1回でも事故を起こせばアウト」という瀬戸際の選手が多いため、事故率が「0.60〜0.69」あたりの選手も、事故パン同様に消極的な走りになる傾向があります。

まとめ

ボートレースにおける「事故パン」は、選手がB2級への降格を避けるために「絶対に無理ができない状態」を指します。

  • 意味: 事故率が0.70を超え、降格の危機にあること。
  • 影響: スタートが遅くなり、競り合いにも消極的になる。
  • 予想: 実績があっても「消し」の判断や、展開のズレを狙う。

出走表を見る際は、勝率だけでなく必ず「事故率」をチェックしましょう。それだけで、あなたの舟券の精度は確実にレベルアップするはずです。

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