万舟の狙い方を完全攻略!ボートレースで高配当を掴むための極意
ボートレース(競艇)をやるからには、誰もが一度は手にしたいのが「万舟券(マンシュウ)」です。 100円が1万円以上に化ける高配当は、ボートレースの最大の魅力と言っても過言ではありません。
しかし、「万舟なんて運が良くないと当たらない」と思っていませんか? 実は、万舟券が出るレースには明確な「予兆」や「条件」が存在します。闇雲に穴狙いをするのではなく、荒れる根拠があるレースを選んで狙い撃つことこそが、高配当への近道です。
この記事では、ボートレースで万舟を狙うための具体的なセオリーと、穴党が実践している予想の極意を解説します。
- 万舟が出るメカニズム:なぜ高配当が生まれるのか?
- 圧倒的人気の1号艇が敗れる「イン飛び」パターン
- 1号艇が勝っても相手が狂う「ヒモ荒れ」パターン
- 万舟の狙い方①:荒れるレース選びの基準
- 強風・波が高い「水面コンディション」の日を狙う
- イン勝率が低い「穴場」の競艇場
- A級選手が外枠にいる「番組構成」の隙を突く
- 万舟の狙い方②:展開を読む予想法
- 波乱の主役!3・4コース(センター)の「攻め」を想定する
- 展開待ちで浮上する5・6コース(アウト)の連動
- 展示航走で見抜く「伸び型」モーターの気配
- 万舟を獲るための買い方戦略
- 的中率より回収率!広く構える「多点買い」の重要性
- 穴狙いに適したフォーメーションと資金配分
- まとめ:自分なりの「万舟の狙い方」を確立しよう
万舟が出るメカニズム:なぜ高配当が生まれるのか?
そもそも、なぜ配当が1万円を超えるような事態になるのでしょうか。万舟が発生するパターンは大きく分けて2つあります。ここを理解していないと、的外れな穴狙いになってしまいます。
圧倒的人気の1号艇が敗れる「イン飛び」パターン
最も代表的な万舟のパターンです。 現代のボートレースは「イン(1号艇)が強い」のが常識。そのため、多くの舟券が1号艇を軸に売れます。
この「1号艇への信頼」が裏切られた時、配当は一気に跳ね上がります。
- 1号艇のスタート遅れ
- センター(3・4コース)からの強烈な「まくり」
- 1号艇がターンで失敗して流れる
これらが発生し、人気薄の選手が1着になれば、簡単に万舟、時には10万舟クラスの超高配当が生まれます。
1号艇が勝っても相手が狂う「ヒモ荒れ」パターン
意外と見落としがちなのがこのパターンです。 「1着は人気の1号艇」なのに、2着・3着に人気薄のB級選手やアウトコースの選手が飛び込んでくるケースです。
「1-2-3」や「1-3-4」のような本命サイドが総崩れし、「1-6-5」のような組み合わせになると、頭(1着)が1号艇でも平気で万舟になります。 インが強い競艇場では、この「イン逃げ・ヒモ荒れ万舟」を狙うのが有効な戦略となります。
万舟の狙い方①:荒れるレース選びの基準
万舟を獲るために最も重要なのは、予想力以前に「レース選び」です。 1日12レース全てで万舟を狙うのは無謀です。「荒れる気配」が漂うレースだけをピンポイントで選びましょう。
強風・波が高い「水面コンディション」の日を狙う
ボートレースは水上の格闘技であり、自然環境に大きく左右されます。 特に狙い目なのは「強風(風速5m以上)」や「波が高い」タイミングです。
水面が荒れると、助走距離が短いスロー勢(1・2コース)はスタートが難しくなり、ターンでもバランスを崩しやすくなります。逆に、ダッシュ勢(3〜6コース)の思い切った攻めが決まりやすくなり、波乱の幕開けとなります。 「今日は風が強いな」と思ったら、万舟狙いのチャンスです。
イン勝率が低い「穴場」の競艇場
全国24場の競艇場には、それぞれ「インが強い場」と「インが弱い(荒れやすい)場」という特徴があります。
- イン最強クラス: 大村、徳山、芦屋など
- 荒れやすい(イン受難): 江戸川、戸田、平和島、鳴門など
万舟を狙うなら、物理的にインコースが不利な構造をしている「荒れやすい競艇場」を主戦場にするのがセオリーです。特に江戸川や戸田は、1号艇が飛ぶシーンが頻繁に見られます。
A級選手が外枠にいる「番組構成」の隙を突く
出走表を見た時、「1号艇がB級選手、4〜6号艇にA1級選手」という番組(レース構成)があればチャンスです。
これを「シード番組」の逆パターンとして狙います。世間は「外枠でもA1選手だから…」と外枠を絡めて買いますが、インのB級選手がスタートで凹めば、レースは大混戦になります。 実力差と枠の利がねじれているレースこそ、オッズの歪み(期待値)が生まれる瞬間です。
万舟の狙い方②:展開を読む予想法
荒れそうなレースを選んだら、次は「どうやって荒れるか」という展開予想を立てます。
波乱の主役!3・4コース(センター)の「攻め」を想定する
万舟の起点(トリガー)となるのは、多くの場合3コースまたは4コースの選手です。 彼らが「まくり」を仕掛けることで、内側の艇(1・2号艇)が抵抗して共倒れになったり、引き波に飲まれたりします。
「3号艇または4号艇のスタートが良い」「モーターが出ている」場合は、インが沈む展開(イン飛び)を積極的に想定してください。
展開待ちで浮上する5・6コース(アウト)の連動
ここが万舟を獲れるかどうかの分かれ目です。 センターの選手が攻めてくれた時、一番得をするのはその「外側」にいる選手です。
- 3コースがまくる → 4コースの差し場が空く
- 4コースがカドから攻める → 5コースが「まくり差し」で突き抜ける
これを「スジ舟券(展開のアヤ)」と呼びます。 自力で勝つ力はなくても、攻め手の隣にいるだけで勝機が巡ってくるアウト勢を見逃さないことが、高配当ゲットの鍵です。
展示航走で見抜く「伸び型」モーターの気配
予想の前には必ず展示航走(スタート展示)を確認しましょう。 見るべきポイントは「行き足〜伸び(直線での加速)」です。
スタート展示で、スリットライン付近から「グイッ」と他艇より出ていく選手がいれば、そのモーターは「伸び型」です。 伸びが良い選手は、本番でも強引にまくりに行く可能性が高く、波乱を巻き起こすキーマンになります。
万舟を獲るための買い方戦略
いくら展開が読めていても、舟券の買い方が悪ければ万舟は獲れません。 本命党とは違う、穴党ならではの資金管理と買い方があります。
的中率より回収率!広く構える「多点買い」の重要性
本命狙いなら4〜6点に絞るのが定石ですが、万舟狙いで点数を絞りすぎるのはNGです。 荒れるレースは何が起きるか分かりません。せっかく「1号艇が飛ぶ」と予想できたのに、相手が抜けていてハズレるのは一番もったいないケースです。
万舟を狙う時は、12点〜20点ほど広めに買う(多点買い)ことを恐れないでください。 配当が100倍(1万円)あれば、20点買っても十分なプラスになります。的中率よりも、「当たった時の爆発力(回収率)」を重視しましょう。
穴狙いに適したフォーメーションと資金配分
万舟狙いにおすすめの買い方は、軸を決めて手広く流すフォーメーションです。
例:4号艇のまくり一撃を狙う場合
- 4 – 156 – 全(1256)
- 4 – 5 – 全
また、オッズを見て資金配分をすることも大切ですが、穴狙いの場合は「均等買い」も有効です。 オッズが割れていてどれが来るか読めない場合、100円ずつ均等に買っておけば、思わぬ超高配当が引っかかった時に大きな利益をもたらしてくれます。
まとめ:自分なりの「万舟の狙い方」を確立しよう
ボートレースで万舟を取るためには、「なんとなく」買うのをやめることから始まります。
- 荒れる条件(強風、荒れる場)が揃ったレースを選ぶ
- 展開のキーマン(攻める選手)を見つける
- 多点買いで網を張って待ち構える
このプロセスを繰り返すことで、万舟は「運」ではなく「実力」で獲れるようになります。
まずは1日1レースでも良いので、「これは荒れる!」と確信できるレースを探すことから始めてみてください。予想がハマって万舟券をその手にした時の興奮は、他では味わえない格別の体験になるはずです。
以上、万舟の狙い方解説でした。
アコムの太客(債務者)です、会社員です。
毎日パチ屋に通う養分、ボートレースもたまに買います。趣味でブログ始めました。Xで毎日稼働をポストしてます。
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